傾斜方向と傾きを同時に表現する

 地図の上に色分けした標高を重ねました。

 ちょっと表現が弱いので、陰影を使った起伏表現を行ってみます。

 傾斜方向を色分けしました。
 12方位で分類しています。

 傾斜角度を解析しました。
 色が濃いほど「急斜面」である事を示します。

 「どの方向に、どのくらい傾斜しているのか」を知るためには、2つの画像を脳内で合成すれば良いのですが、これはかなり困難な作業です。
 GISでは、矢印の方向と大きさで、この2要素を表現させる事が可能です。
 GISを使わなくても、作業そのものは可能でしょう。しかし、かなりの時間がかかるに違いありません。GISでの処理時間は、今回の画像範囲であれば数秒で処理が終わります。