逆ピボットテーブルの活用

この様な形のデータがあります。

これを見やすい形で整形する時に、非常に強力なエクセル機能が「ピボットテーブル」です。ピボットテーブルを使えば、

この形にするまで、慣れると10秒かかりません。ピボットテーブルを使わない手作業だと、5分はかかるのではないでしょうか。
さて、貴方に

この様な表が2個届きました。そして、2個を合体させて

この様な表を作って欲しいと。
届いたのは、整形済みの表のみです。元データはありません。
さて、どうしますか?
手慣れた人なら、「ずらして貼り付けて、並び替えて、上から順に見ていって・・・」で数分でしょう。
この程度のデータ数なら作業量も少ないですが、100行100列もあったら1日作業です。
エクセルには「ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード」という機能があり、整形後の表から整形前のデータを作り出す事ができます。

この状態になれば、2つのデータ群を縦方向にまとめ、値が入っていない行を削除して、再度ピボットテーブルで集計ですね。100行100列でも数分です。
この「ピボットテーブル/ピボットグラフウィザード」ですが、使いこなすためには相応の練習が必要です。
何より、

この表示を見ると、かなり敷居が高そうですね。
弊社では、同等以上の結果を「範囲を選択して、ボタンを押す」だけで得られる拡張ツールを作成し、各種作業で活用しています。